昨夜、ふくちゃんはひんやりマットで休んでいて、そのまま眠るのかと思いきや、夜の12時くらいから突如活発化。猛然と追いかけっこをしたあと、僕の手や足を猛烈にぱすぱすしたり噛み噛みしたりして攻撃してきます。
ふくちゃんはまるで猫柄が変わったように、まんまるで真っ黒な目になって、ジャンプして僕を攻撃(と言っても、ぱすぱすはソフトタッチで噛み噛みは甘噛み)。途中でねずみを投げると、ポーんと大ジャンプしました。興奮してにゃーにゃー言っています。
ものすごく激しく遊んで喉が渇いたのか、ふくちゃんはお風呂入り。ところが僕が写真を撮ろうとお風呂を覗き込んだら、ちょうどふくちゃんが浴槽に飛び乗ろうと見上げているところで、ふくちゃんはこちらに気を取られたのか、浴槽の縁でちょっと滑って落ちそうになってしまいました。
じたばたしてなんとか持ちこたえて縁に乗り、無事浴槽の中に着地しましたが、ふくちゃんはちょっと驚いたようで、気持ちを落ち着かせるようにしばらくそこでじっとしていました。
お風呂から出てきたあともしばらく僕とじゃれて遊んで、暑くなったのか居間の窓を開けてくださいと言います。窓を開けると居間の猫ベッドからじーっと夜の下界を眺めていました。
そのまま2時くらいまで窓に張り付いていましたが、人間はもう限界。ふくちゃんに謝って窓を閉めましたが、ふくちゃんはそのまま外を眺めていました。この居間の猫ベッドはけんちゃんの遺品なのですが、こんなに気に入ってくれてけんちゃんも喜んでるんじゃないかなと思いました。
今朝は9時に起床。昨日夜更かししたからか、ふくちゃんは眠そうです。朝ごはんのあとはすぐにY子の部屋に戻って、Y子が起きてくるまで二度寝していました。
やがてY子が起きてきてふくちゃんも活発化。昨夜僕にやっていたじゃれ遊びを、今度はY子にやっています。子猫どうしのじゃれあいの代わりなんでしょうね。
それから居間でのんびり過ごしていたふくちゃんですが、急に走ってきたかと思うと居間の白タワーに飛び乗りました。カメムシが入ってきて、それを追いかけているようです。
ふくちゃんはカメムシを窓辺で追い詰めましたが、カメムシは匂いを発したようで、ふくちゃんはおっかなびっくりでそーっと攻撃。
やがてカメムシはどこかへ飛んでいってしまいました。
しばらくふくちゃんにカメムシの匂いがついているとY子は言っていましたが、僕にはよくわかりませんでした。Y子によると、以前に一度だけふくちゃんはカメムシに遭遇したことがあるそうですが、こんなに追い詰めたのははじめてだったようです。かつて、こうちゃんが子猫時代、同じようにカメムシを攻撃してカメムシの逆襲で肉球に匂いがついたようで、その後しばらく肉球を気にしていたことがありました。二人でそんな思い出話に花を咲かせます。
今日は暖かい良いお天気。ふくちゃんは、午後は窓辺で気持ち良さそうにすごしていました。
その後も断続的に起きてきてのんびりすごしていたふくちゃん。夜はハンモックで熟睡しています。
ふくちゃん、いつの間にか、胸のまわりの飾り毛が大分立派になってきました。こうちゃんにもけんちゃんにも似てきて、不思議なことです。