金曜日の夜は、Y子が帰ってきたら大喜びで走り回っていたふくちゃん。遅くまで遊んでいたにもかかわらず、土曜日も朝から元気いっぱいだ。ごはんを食べてお風呂場を探険したあと、前日くらいからお気に入りになったふさふさの猫じゃらしで遊ぶ。それから巨大タワーに乗って外の世界を観察していた。
残念ながらしばらく土曜日は仕事。僕が出かけてから、ふくちゃんはY子と元気に遊んでいたようだが、しかしここで事件が起こった。
けんがまだ元気なときに買ってきて、でもけんはあまり遊ばずにそのまま残されていた青いふさふさの猫じゃらし。ふさふさの部分がけっこう重いので、こねこのふくちゃんにはまだ早いかなと思っていたのだけれど、金曜くらいからえらくこれが気に入って、この日の朝もくわえてY子の部屋まで運搬していったりしていたのである。
しかし、この猫じゃらしの紐の部分がふくちゃんに絡まってはずれなくなり、ふくちゃんはパニックになって居間から猫部屋へ猫部屋から居間へと何度も猛スピードで走り回ったらしい!
かつて、こうちゃんがまだこねこのとき、コンビニ袋をかぶって抜けなくなり、同じようにパニックになって台所から玄関、廊下、そして居間へとぐるぐるぐるぐる走り回ったことがあった。このときはY子ががしっ!とこうちゃんを受け止めたのだけれど、今回はふくちゃんのスピードが早すぎてどうしても止められず、ようやく自然に紐がはずれてパニックもおさまったらしい。
この猫じゃらし、ふさふさの部分にけっこう重みがあるので、そのぶん紐が体に絡まるとはずれにくくなったということのようだ。ふくちゃんトラウマになったかなと思うと、本猫はまったく気にしていないようで、帰宅後も、元気にこの猫じゃらしで遊んでいた。
やっぱりみんな揃うと嬉しいようで、昨夜のふくちゃんは居間で元気に遊んだり、休んだり。最近は、Y子の足の間に入って休むのが気に入っている。
今朝、寝坊して8時半に起きると、ふくちゃんは物見台上の猫ベッドからゆっくり降りてきた。カーテンを開けるとけっこう雪が積もっている。この冬はじめての本格的な積雪であるが、ふくちゃんはちょっとだけ雪を見ていたけど、あまり驚かない様子。
前回書いたふくちゃんとけんこう兄弟のことだけど、けんこう兄弟はふくちゃんの父方のおじいさんの兄弟ということで、大叔父にあたるようだ。けんこう兄弟とふくちゃんのおじいさんを産んだアミカさんはとても偉大なお母さんだ。
ふくちゃん、だんだん尻尾も立派になってきました。