留守番

ふたり仲良く棚の上

土日はY子に留守番してもらったので、月曜日は僕が留守番の番。Y子は今週一週間久しぶりのお休みなので、おばあちゃん宅に帰省である。というわけで早めに帰宅した僕であるが、けんこう兄弟はやはりどこか寂しそう。昨夜はビールを飲んでそのまま眠ってしまったので、放置してあった山道具を整理しているとふたりとも喜んで近寄ってきた。いつもはY子にくっついているけんが、ほーわほーわと甘えてくるのでよしよししながら追いかけてやっているうちに、いつの間にかこうは眠ってしまった。

翌朝、いつもより早めに目を覚ますも、当然ふたりともすでに起きていてごはんは空っぽだ。何とか世話だけして、ばたばたと準備をしている間に出かけなければならない時間に。行ってくるよと呼びかけても、いつもと勝手が違うからか、ふたりとも玄関まで出てこない。Y子、今晩帰ってくるよと言うと聞いているようではあるが、分かっているのかいないのか。

夕方からはRホテルでSさんと歓談。その後K屋町に移動して、少しだけのつもりが10時過ぎ。資源問題、ナショナリズム全体主義の起源から、民主主義、コミュニティに恋と革命まで。結局日本の近代を問い直さねばらんということですなあ。

気分よく酔っ払って帰宅すると、Y子もちょうど帰ったところだという。けんこう兄弟も興奮気味で走り回っていて、やがて安心したのか眠ってしまった。ともあれ、何とか無事に留守番は終了。僕も夜食を食べたら眠くなって、まだ早いが横になる。寝る前にメールを確認すると、某さんからのメールが届いていて少ししんみりする。

某さん、まだまだ十分お若いですよ。まだまだお元気でこのどうしようもない僕らのことを鍛えてやってください。これからのどうしようもないこの国で、生きていかなければならない僕らのことを。