年の瀬

けんです。

週が明けると飲み会が続き、なし崩し的に休暇に突入。今年ももう終わりだ。

祝日の水曜日と(振り替えで大掃除の翌日の)日曜日にもトライしたが、結局、課題は達成されず。メンタル的な問題かとも思ったが、トップロープでも登れなかったので、結局、精神的にも技術的にも実力がともなっていないのだ。情けないが、それが現実だ。一歩一歩やっていくしかない。

Y子も昨日で冬季集中労働期間が終了。今日は久しぶりに昼過ぎまで寝て、家族でゆっくり家の中で過ごす。いつもなら昼間は眠っているけんこう兄弟も、嬉しいのか眠そうにしながらもずっと起きている。スカパーで録画していた長谷川一夫忠臣蔵のあと、レコ大の80年代の映像を見る。いま見ると格好悪いけど、それでもこの国が輝いていた最後の時代だったと思う。アリスメドレーの後、なぜか突然によくわからん悲しみにとらわれ、Y子が風呂に入っている隙にキング・クリムゾンのスターレス・アンド・バイブル・ブラックを聴き、ディラン・トマスのアンダー・ミルクウッドを引っ張り出してぱらぱらやってみるが、この二つ、字句以上の関係はないよな。その後、居間に戻ってきたY子とともになぜかロートレアモンの例のフレーズはさてどこにあるのでしょうかクイズ。絶対最初のほうだ、なぜならこんなもん最後まで読む奴なんていないだろうからという俺の読みは見事にはずれ、第六の歌、思潮社版132ページにY子が発見。同時に、思潮社版は抄訳だという衝撃の事実に初めて気がつく。俺の十代はなんだったのか、時間を取り戻すべくちくま文庫版全集をアマゾンで注文すると、正月一日に届くと自動メールが知らせてくる。正月早々こんなもんが届くとは、来年はきっとろくな年ではないだろう。

さあ明日からは東へ西へ。ボブ・ディランでも聴きながら、安全運転ドライブと行きましょう。