金曜日と土曜日

トンネルを覗くこう。

伝書猫の次は図書館鹿か。鹿にも自由に図書館くらい入らせてやれという気もするが、実際その場に居合わせたらやはり相当ビビるだろうな。

朝、なんとなく気配を感じて目を覚ますと、こうがベッドの縁に手をかけて、伸び上がって僕を覗き込んでいる。こうはどこかコンパクトになった気がするが、よく見ると全身びしょびしょではないか。風呂にでもはまったかと一瞬思ったが、なんのことはないY子がお風呂にいれたらしい。ここのところふたりとも毛玉を頻繁に吐いたりしていたので、そろそろお風呂入れないととY子と話していたのだった。けんもこうもドライヤーは嫌がるので、今回はある程度体を拭いてブラッシングしてから自然乾燥という作戦をとる。けんこう兄弟はずっと窓辺にはりついて風にあたり(夏場はあまり窓辺によりつかないのだが)、体を乾かしていた。濡れたときは風にあたるといいと本能的に知っているのか、あるいは母親にそう教えられたのか、動物の知恵は不思議だなあとしみじみ感心したのであるが、そのことをY子に言うと、濡れたのを乾かすのだから当然じゃないとあまりなんとも思っていない様子。ともあれ、こうの毛玉もお風呂効果でかなり解消した。ふたりとも無駄な毛がとれたのか、乾いた後でもかなりスリムになった気がする。けんこうお疲れ様でした。

本日は夕方からK駅までHさんおよび東京からやって来たNさんと飲む。日本の雇用システムなど。それにしても大変な暑さである。当然、酒も少し飲んだだけですぐ回る。

Old Rottenhat

Old Rottenhat

85年発表。俺たちは敵同士だといきなり手厳しい Alliance、平和のうちにアーリア人の帝国をつくろうよとアメリカへの皮肉に満ちた U.S. of Amnesia、労働者階級は死んだと俺たちが机上で議論してるあいだに世界中の労働者がリオ・ティントに殺されていると歌う The Age of Self。うーむ、古いのか新しいのか。でもキーボード中心のシンプルなサウンドとロバート・ワイアットの歌声はなんかある意味涼しくて夏の夜には気持ちいい。あと、East Timor で出て来る Gillespie って誰? P.L.A.ってそういう意味なんですか?

ちなみに前回の"1982-1984"はこれに入っているということです。

Eps (UK Import)

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どっちにしろ廃盤ですやん。