反省(二)

お昼寝中のけん

せっかくの休日であったが連日の飲みすぎがたたり、昼過ぎまで寝る。こうが起こしに来たりしていたのだが、体がだるくてどうしても起きられない。ところでこうはどういうふうに起こしに来るかというと、僕のベッドの頭の横でふにゃーと一声鳴いて、こてんと倒れる。よしよししてくれという意思表示なのだが、これを無視するのはなかなか勇気のいることで、ふだんなら一発で起きるのであるが、今回だけはどうしても起きることができない。なんとか無理やり手を伸ばして少しだけよしよしし、ごめんもうちょっと眠らせてとかなんとかなだめすかしてまた眠ったというわけだ。さて、昼過ぎ。ようやく起き出してみると、すでに朝早くから遊びまわっていたけん、こう、暑さもあって疲れたのだろうぐっすり眠っている。いつもならこちらが起きた気配を察知して起き出してやって来るのだが、この日に限って見に行っても起きる気配がない。同じく朝から家の仕事をして、さらにけんこうの遊び相手をしていたY子も、ひと段落してお昼寝をしている。仕方なく、一人でぼーっとする。かなり寂しい。しかも少しだけ白状すると、あろうことか少しY子にもあたってしまった。次のお休みこそは、絶対に早起きしようと反省とともに固く決意する日曜日であった。

昨夜はD丸に行く用事があったので久しぶりにY子と待ち合わせて外食。Fホテルのバーで少しだけ飲む。たまにはこんな夜もいい。