先週末から2泊3日で東京出張。けんこう兄弟とは涙の別れで上京したが、auchiさん、HOPEさんにもお会いすることができ、なかなかに有意義な出張でした。みなさま、ありがとうございました。
日曜日の夜、3日ぶりに帰宅すると、けんこう兄弟がお出迎え。ありがとう、けん・こう。しかし、3日ぶりに会うけんこう兄弟は、二人とも以前にも増して大きくなった気がする。
月曜日は久々のお客様。猫友だちのTさんが泊りがけで遊びに来てくれました。今日はTさんが来るからねと朝から話していると何となく分かったふうだったけん・こう兄弟。しかし、いざやって来ると二人とも逃げた、逃げた。どこかへ隠れてしまって、しばらくしてようやく出てきかと思うと、一定の距離をキープしながら遠巻きに観察している。最初は「けん」が出てきて、意外に「けん」のほうが積極的なのかと思っていたがすぐに押入れに入ってしまい、入り口からじっとこちらを窺っている。数時間経過。ようやく「こう」出てくる。しかし距離はなかなか縮まらない。結局、その夜はこう着状態のまま。明け方、眠っているTさんの周囲をけん・こうは慎重に確認していたようだ。朝になって、「こう」はだいぶ慣れたようでいつものように居間でくつろぎ、Tさんのすぐ近くにも行くようになったが、さわられるのはやはり嫌な様子。「けん」は結局、押入れから見守るのみであった。やっぱり、子猫時代に来客がほとんどなかったので、人見知りするようになっちゃったのかなあ。Tさん、今度来た時はもうちょっと慣れてるといいですね。ありがとうございました。
「けん」も「こう」も緊張して疲れたのか、今日はよく眠っている。特に「けん」は昨日一人取り残されて寂しかったのか、今日はよく鳴いて甘える。そういえば「けん」はもともとあまりおしゃべりなほうではなかったのだが、最近はよく鳴くようになった。「けん」の鳴き声は「ほーわ」とか「ほー」とか「ほわ」とかいう感じで、妙に抑揚のない調子だがアクセントは語尾にある。一声だけでなく「ほーわほーわほーわ……」と小さな声で長く続けて鳴くのが特徴で、不思議と人間の声のように聞こえる。どうも寂しいときに鳴くようで、この声を聴くとY子と二人大慌てで駆け寄りよしよしする。寂しいときの声であれば、できればこの声は聴かないほうがいいのだが、しかし僕もY子も、この「ほーわ」とか「ほわ」とかいう声が妙に気に入ってしまっている。