いちご大福の至福

いちご大福
といっても食べ物のことじゃないです。
食べ物のいちご大福といえば、わたくしが高校生の時分にブレイクいたしました。
わたくしはハンバーグにパイナップルがのっていると味が融合する前に両者を引き離し、グリーンピースごはんでも先に豆を食べきってから白米にとりかかるという味覚の持ち主でございますので、生まれて初めていちご大福なるものを食した時の感想は、まさに「なんじゃ!こりゃああああ」でございました。 

あんこのなかにいちご埋めるな。
酸味と甘味が戦ってるよ。



わたくしの味音痴の話はさておき、我が家の健ちゃんがライオンカットして以来、どーしてもいちご大福に見えてしまうのでございます。
もう皮膚ぎりぎり、一分刈りですので、皮膚の赤みが透けて見えるのでございます。
痛々しいとかそんな負の感情は全く芽生えず、「いやん、かんわいい」という萌えしか湧いてきません。

毛がなくなった健ちゃんは寒がりになりました。
したがってよく丸まっております。
丸まった後ろ姿は巨大ないちごに霜がおりたようで、やっぱりいちご大福です。

このいちご大福、今までは激長毛だったため、冬場でもわたくしの部屋のタンスの上に鎮座ましましていたのですが、今となっては喜ばしいことに、わたくしのベッドにちんと丸まっているのでございます。



寒いんですね。
あと、硬い物の上だと体が痛いんですね。


ころりんも、ころりんすると骨が床にまともに当たるのを避けてか、ころ、までしかかってやめてしまいます。
あ、ころりんとは、俗に言う猫の開き状態になることでございます




今まで康ちゃんはベッドに上がって休んでくれたりしていたんですが、健ちゃんはなかったですね。

それが最近ではシングルベッドを二人でわけあってるんです。
目を開けるとつるつるの丸いものがいるんです。
いやー、幸せですよ。

わたくしは猫とべたーと寝るのが夢なんです。
べたーまではしてくれませんけど、共寝してくれるだけで幸せでございますわよ、あなた。

といっても4ヶもすれば元どおり毛も生え揃うでしょうし、季節も夏に近づいています。

この健ちゃんとのベッド共用の幸せはなんて儚いんでしょう。

だから寝返りうてなくても、体の節々が変な緊張で痛んでも、わたくしはこの儚い幸せを逃すものか!


ああ・・・丸刈ってほんっと良かった。(エゴだろ)

健ちゃんも体軽そうだし。(エゴじゃないもーん)