てちてちみづくろい

お久しぶりでございます
丁稚が丸投げしたブログをキャッチしたY子でございます。

もしかしたら永続。

今日は丸刈りーたになって少々毛が伸び、ラグドールかバーミヤンの短毛変異種に見える健ちゃんの身づくろいについて書きたいと思います。
こうさらっと書くと、なんの変哲も無い記事ではないかと思われる方も多いかと思いますが、健ちゃんが自分で身づくろいをまともにするのは、毛がふっさふさだった頃には考えられないことでございますのよ。
とにかく自分で身づくろいしないお方でございました。
康ちゃんがまめまめしく身づくろいするのに引き換え、健ちゃんは身づくろい放棄したような状態だったのでございます。
猫さまはとかくこまめに身づくろいをする種族だと思うのですが。

わたくし、過去にお二人のご婦人の身づくろいを拝見させて頂いたことがございます。
お一方は短毛、もうお一方は長毛。
気のせいかもしれませんが、短毛の方の方が身づくろいスキルが高かったような気がいたします。
彼女たちは、そのご自身の性のなせる技か、よくわたくしの顔もきれいにしてくださいました。

短毛の婦人は、横たわったわたくしの平かな胸の上でひとしきりご自身の身づくろいをされた後、わたくしの顔を万遍なくあの美しい桃色の舌で舐めてくださったものでございます。

快感。

ざーりざーり。
あふーん。

ざーりざーり。
鼻炎で鼻かみすぎて鼻の周り荒れてるからむっちゃ痛いけど快感。
ざーりざーり。
おおーほ~。


「顔、真っ赤だぞ」と、他の人間に事後指摘されるほど、熱心にきれいにしてくださいました。
「んまあ、この子ったらばっちいお顔してダメねえ。あたくしがきれいにしてあげることよ」たぶんそんな感じでございました。



もうお一方のご婦人はわたくしがご挨拶に伺いますと、その優しい顔をおっとりとちかづけて、
「んまあ、あなた、お顔がひどいことになってますわ。きれいにしてさしあげますから動いていてはいけませんよ」
たぶんそんな感じ。

ざーりざーり。
うほほほほ。
ざーりざーり。
鼻炎でかみすぎた鼻の周りの皮膚が荒れてるからまたそこを念入りにケアしてくださるんです。

悶絶。

快感。


ご婦人はわたくしども人間のような下衆で卑しい種族にも慈悲をたれたもう。

片や殿方はやはり殿方でっせ。

まず舐めてくださいません。
舐めてくれ!!!


と、わたくしのつまらんエゴは置いといて、健ちゃんが身づくろいをめちゃ熱心にしてるんです。

こんなにできたのね、あなたってくらい。
気がつくと、てちてちてちてち(擬音)しています。
健ちゃんには今の毛の長さが身づくろいに最適なのだろうか・・・


それとも、もつもつ毛玉がなくなって(もー綿あめ丸めたみたいになってましたからね)身づくろいしやすいのか。


いつもうんこっこが付着していたお尻周りもさっぱりきれい。


うーむ、とりあえず自然体は長毛の状態なのだから短毛をキープさせるのは間違ってるような気がする。

人間が無駄毛処理しても生えてくるのは生えてるのが自然体だからなんだろうし。


もう少し毛が伸びたらなんとかなだめすかしてまめにブラッシングをしてあげよう。
わたしがてちてち舐めてあげられたらいいんですけど、如何せん人間の唾液は猫毛に必要な何やらが含まれていないそうなので、逆にばっちくなってしまいます。

そーなんですよー、わたしがてちてちできればいいんですよー。

でもわたし人間種なんでダメなんです。

種族の壁を身近に感じるこの梅雨。