新猫タワーのアジャスター部分の部品届く。ついでに注文した、猫が走ってもすべらないというカーペットも。猫タワーの部屋は畳敷きで冬場はけっこう寒々しい感じだったのが、カーペットを敷くとあったかな感じになった。けん・こうも気に入ったようで、早速転がってくつろいでいた。
その上に新猫タワーを設置。今度は失敗しないように慎重に組み立てる。けん・こうは警戒しているのか、最初はあまり興味を示さない。だが、あまりすぐには動かさずに様子を見ることにしよう。今夜、帰宅すると、けんがてっぺんまで登って遊ぶ。二人とも気に入るといいのだが。
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昨日は、久しぶりに街に出て、DVDを馬鹿買い。もうずいぶん以前にビデオデッキが壊れたままになっていたので、年明け早々にテレビとビデオ兼DVDプレイヤーを購入したのだ。ビデオデッキは約8年前に1万円で購入したものだったし、テレビにいたっては学生のときに友達からもらった14型のものをずっと使っていたので、この間の技術の圧倒的な進歩に心の底から驚く。それで前から一度見たいと思っていた音楽DVDを購入しようと某タワーレコードまで出かけたのだが、洋画コーナーにあった下記ソフトがふと目に入り、迷った末買ってしまった。
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- 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
- 発売日: 2002/10/25
- メディア: DVD
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95年のロシア映画。いやあ、これはしみじみいい映画だった。ある程度は裕福なのだろう、ある音楽家の一家が、子供たちにせがまれて子猫を飼いはじめるところから映画は始まる。やがて子猫は迷子になり、ある貧しい孤独な男(彼のところには猫がいっぱいいる!)に拾われる。最初は子猫のやんちゃぶりに閉口しきっていた音楽家夫妻が、だんだん猫なしではいられなくなるところ、子猫がいなくなってからの一家の寂しさ、猫だけが友人のような男の孤独、どれもじーんとくる。貧しい男を演じているのは、ロシアでも有名な「猫使い」だそうだが、これがいい味をだしている。しかし、こういうロシアの雰囲気、なんだか懐かしいな。この10年でロシアも日本も世界もずいぶん変わった。たくさん出てくる猫、どれも可愛いが、特にペルシアが飼い主の貧しい男のところから連れ去られていくとき(金に困ってやむをえず売ってしまう)の表情が忘れられません。