トラや

袋入りこうです

昨日の朝は比較的暖かだったがお昼前くらいから冷え込み、今朝は目覚めると快晴だがうっすら雪が積もっている。気温は低いが日差しは春っぽい。だがバスに乗っている間に雪が舞いだした。

本日もまた東京。U氏、I氏、Y氏と長時間にわたり密談。やはりこうして顔を突き合わせて議論することは重要である。いままでの議論が整理され、さらに一段深みを増した印象。みなさまありがとうございました。

トラや

トラや

これはいい作品だった。何となく家に住みついた野良猫のトラと「私」、そして家族との15年の日々。精神を病んだ苦しみ、父親の介護、子供たちの成長、肉親との死別、そして老い。それらがトラをめぐるエピソードに重ねて淡々とつづられる。とりわけ、老いゆくトラのエピソードには心打たれた。そして15年の歳月が過ぎた、その後のこと。――15年か。僕らの15年後を想像してみる。そのとき、僕らはこの作品の夫婦よりもたぶん5つほど若い。この5年はどれくらいの意味を持つのだろうか。


その後、けんの経過はすこぶる順調。10日ほど様子をみようということなので、来週明けくらいにはある程度はっきりしたことがいえるだろう。