病院へ行ってきた話

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病院から帰ってころころ甘えるふくちゃん

今朝は6時半に起床。ふくちゃんは僕の部屋の前ですでに待機している。ごはんのあとはとても熱心にお窓観察。春らしい気候で気持ちがいいのか、僕がシャワーのあとも降りてこずに、物見台上の猫ベッドに移動して身づくろいをはじめる。身づくろいしたら眠くなったのか、しばらくそこでうとうとしていた。

 

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猫ベッドの上で眠そうなふくちゃん

僕が出かける直前にようやく降りてきて、横っ飛びして走り回ってお魚さんタワーに飛び乗る。行ってきますよーとドアの隙間から挨拶すると、ふくちゃんはいつものように廊下の段差下までやってきて、そこから小走りでやってくる。

 

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お魚さんタワーに飛び乗って甘える。ごめん、もう行かないと。

Y子からのメールでは、その後もふくちゃんはふくふく元気とのこと。でも、昨夜、Y子と話し合って、今夜は病院に連れて行こうと決めた。毎日お鼻を覗き込んで確認するし、心配しているのが伝わってふくちゃんもプレッシャーになってるかもしれないし。

 

そういうわけで、帰宅後、病院へ。いつもお世話になっているM動物病院は、わが家からいったん山を降りて、それからまた山越えしたところという結構な距離。もっと近くにもいっぱいあるのに、なぜこの病院に通っているかというと、初代猫のうるちゃんがFIPで真夜中の12時過ぎに発作を起こしたとき(このときはFIPとは判明していなかった)、藁にもすがる気持ちで深夜電話したら診てくださったのがここの先生方だったからだ。うるちゃんは先生方の懸命な治療と壮絶な闘病の結果、生後5か月半で命を落としたけれども、その間にけんこう兄弟との出会いをもたらしてくれた(うるちゃんと病院の待合室で、ちょうどワクチンを受けにきていたけんこう兄弟と出会った)。だから、うるちゃんがいなければ、僕らはけんこう兄弟に出会っていなかったし、ふくちゃんとも出会うこともなかったのである。ありがとう、うるちゃん。短い命を懸命に生きた偉大なうるちゃん。(詳細は、もし興味があれば、当時の日記を読んでくださいね)

 

そんなことを話しながら、M動物病院へ。距離は結構あると言ったけど、道一本で行けるので車で30分くらいの道のり。その間、ふくちゃんはみーみーみーみー言っている。

 

病院は混んでいて、待合室にいるあいだ、ふくちゃんはキャリーの窓から興味津々であたりを見回していた。

 

今回も男先生の診察。ふくちゃんは興味があるのか、診察台から降りたそうにする。なんで来たのかを説明すると、ちょっと確認しますね、あーはい、これでどうですか?と先生が言ってお鼻を見せてもらうと、なんとふくちゃんのお鼻は以前のきれいなピンク色に。

 

右のお鼻はかさぶたのかけら(大きいのはすでに取れていた)、左のお鼻はなんと単なる汚れだったようで、水に浸した脱脂綿で吹けばきれいになりますよ、とのこと。吐き戻しも、おそらく反射的なもので、特に心配するほどのものではないでしょう、ということでした。

 

アレルギーとかかなとか、じつはとても心配していたけれど(けんちゃんがアレルギー体質だったもので)、安心して力が抜けました。ついでに猫草のこととか、気になっていたことを聞いてみたら、以前は猫草は必須と言われてたけど今は毛玉対策フードもあるのでそうでもないとのこと。先生、お忙しいところ、ありがとうございました。はい、では、しあわせな時間を過ごしてくださいね、と先生。

 

精確に測ってもらったら、ふくちゃん、2.7キロに成長していました。

 

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帰宅後、今まで入っていたキャリーをふんふん確認

 

帰宅後、ふくちゃんはお腹がすいてるはずだけど、興奮状態なのかあちこち確認。

 

しばらくしてからごはんを食べて、水槽前で転がって甘えたあと、Y子のベッド下で休んでしまった。ふくちゃん、疲れたね、おつかれさま。

 

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ごはんをたくさん食べる

というわけで、何年猫と一緒に暮らしてるねんみたいな話ですが、本猫はいたって健康そのものということでほんとうに良かったです。ふくちゃん、人間の心配ごとに付き合わせてごめんね。でも、この一月くらい、じつはとても心配していたんですよ。