点滴82日目、そして検査

昨日は神戸で一日用事があり、夜遅くに帰った。昼間は工事の音がものすごかったが、Y子がいるので安心しており、よく休んでいたそうだ。練り歩きであまえてもいたらしい。ただ、熟睡のあまりタワーから落ちるという事故があったが、本猫はあまり気にしていないようでそのままふつうにごはんを食べに行ってたという。僕が帰宅後、起きてきてごはんを食べたが、肉球からまた少し出血している。

 

今朝は眼が覚めるとY子はすでに起きていて、けんも居間で待機していた。点滴の準備をしているとぱっと軽やかに走って逃げ、ベッドの下に隠れる。その後Y子と追いかけっこになったが、捕獲して肉球のチェック。血が心配だったがすでに止まっていたのでできるだけきれいにしてやる。それから点滴と投薬。アゾディルが切れたので今日はセミントラと食欲増進剤のみ。でも、いつも以上に嫌がる。

 

落ち着いてから朝いちばんで病院へ。いいお天気で、病院のとき晴れるのは久しぶりの気がする。しかし、けんは猫柄が豹変してうぎゃーとものすごい声で威嚇。看護師さんが二人がかりで押さえて、採血のあと肉球をきれいにしてもらう。こんだけ怒れるということはそれだけ元気ということだから大丈夫、がんばれ!と男先生。みなさんいつもすみません。けんはその後、待合室でもずっと唸っていた。

 

下がりましたよ!と女先生。検査の結果は、BUN、CRE、IPともにちょっと下がった。点滴を増量した効果だろうか。このまま悪化していくことをみんな心配していたのでぱっと雰囲気が明るくなる。減ってるだろうなとあきらめていた体重も3.5キロで現状維持。よかった。肉球は治ってはないけどだいぶきれいになっているとのこと。肉球のお薬ももらえた。

 

帰りの車ではいつも静かなのだが、今日はなぜかキャリーの中でカスカスしたりしてよく動いて、Y子がコンビニに行ってるあいだになんとキャリーごと横転してしまった。心配してチェックしてみたが、特に異常なし。その後もよく動いて早く出たかったのだろうか。帰宅すると、病院での様子が信じられないくらいにおだやかないつものけんである。どこで猫柄が切り替わるのだろう。

 

帰宅後も、今日はよく起きてきて、あまえたりごはんを食べたり。病院でずっと全力で唸っていて疲れていると思うのだが、数値も改善されて気分が良いのだろうか。