法要

先代猫うるの法要で朝からH山に出かける。2005年12月4日にわが家にやって来たうるは、うちに来て1ヵ月後にFIPという難病であることが分かり、1ヵ月半の闘病生活の末、06年3月1日の夜、Y子の腕の中で息を引き取りました。生まれて5ヶ月、うちに来て3ヶ月の短い命でしたが、うるはいろいろなことを僕たちに与えてくれました。僕は猫と暮らすのは初めてで、おっかなびっくりで彼を迎えたのだが、3日もたたぬうちに、彼は僕らの生活になくてはならない存在になった。いま、僕らがけんこう兄弟というラグドールの兄弟と暮らしているのも、たまたま最初に来たうるがラグドールだったからで、闘病生活のさいに出会ったブリーダーの方が、ふたりを譲ってくれたからである。けんこう兄弟がわが家にやって来たのはふたりが生後4ヶ月のときだったが、その体格と運動量に、ああうるははじめから病気だったんだなあと思った。うるとけんこう兄弟も一度だけ病院で出会っている。だから、うるとけんこう兄弟はつながっていると思う。天国のうるは、今ごろ元気いっぱいに野原を走り回っているだろうか。FIPの治療法が確立されることを、あらためて切に願います。