お風呂とくしゃみ

洗濯物とこう

もう先週の月曜日のことだが、Y子が一人でこうをお風呂に入れたらしい。最近こうにフケが目立つようになり、一生懸命ブラッシングしていたのだがなかなか改善されないので、風呂に入れないとと話していたのである。お風呂は大嫌いなけんこう兄弟なので、彼らを風呂に入れる作業はかなりの重労働なのだが(何年前だったか、僕がひっくり返って骨折したほどに)、今回、Y子がゆっくり優しくしゃべりかけながら洗ってやると、こうはそれほど嫌がりもせずに、いつもは上がってからも隠れてしまうのだが、今回はY子とずっと一緒にいたらしい。一方、けんのほうも、ぼくは入れてもらえないのかな?と、しばらくお風呂を気にする様子であったらしい。ともあれ、こうはきれいになって、本人も喜んでいる様子である。

いつだったかの朝。こうがいつものように新聞に乗りにやって来る。そこへ僕がくしゃみをしそうになると、何とこうがは知って逃げ出すではないか! このあいだまでは、僕がくしゃみをしてから(こうは特にくしゃみの音が苦手)逃げ出すのだが、ついに雰囲気を学習したのかと感慨深い。どんどん物事を覚えていく子猫時代ならともかく、こんなに大きくなっても人と接しながらやっぱりいろいろ学んでいくのだろう。そういう意味では人間も変わらない。僕も学ばなければと思いつつ、今日もまた飲みすぎてしまい毎朝反省するのである。