運命の夜

けんです。

運命の大一番の夜。しかしSさん、Nさんと僕の三人は、O池界隈の穴倉でビールのグラスを傾けていた。京都に転勤となったNさんの歓迎会の名目で集まった三人。はじめこそ深夜のサッカーが気にはなったが、気がつけばいつの間にか酒も進み、この国の行く末について話もはずむ。二軒目に移動しようと店を出ると街はがらがら、みんな早寝しているのかな。それにしても、フランスは、ドイツは、日本は、と大声で論じるわれわれの会話、はたから聞いているとサッカーの話に聞こえたかもしれないなと後からふと思う。零時を回ってへべれけになって帰宅。テレビをつけると、ちょうどイタリアが最後のチャンスを逃し、一次リーグ敗退が決まった瞬間であった。残念ながら運命の大一番は生では観れなかったが、楽しみは次のパラグアイ戦にとっておこう。それにしても、イタリアとのゲームが観たかったな。

けんこう兄弟も僕もY子も、ひどい湿気に苦しんではいますが、まあそれでも何とかがんばっています。