自己嫌悪

ゴミ箱の上でポーズ

行くたびに自己嫌悪におちいるH田人工壁。穏やかな暖かさの土曜日も、再チャレンジである。今度は酒も抜いて睡眠もばっちり、早起きして朝食もしっかりとっていったのであるが、しかし、またしても登れず…。というか、とにかく怖いので手が離せない。このビビリを何とかしなければダメだ。なんか子供の頃、友だちのお兄さんの野球チームに入れてもらって、全然アカンかったとき、あいつ○○の弟やからなあと直接には何も言われないのだが、なんか自分だけとり残されたようなあの雰囲気を思い出した。まあとにかく落ちて慣れるしかない。

帰りはK葉まで戻って立ち呑み屋でTさんに慰められながら軽く一杯。ありがとうございました。

翌日曜日も素晴らしいお天気。あわよくばどこか近場へと思っていたが、もう体が動かない。午後、Y子と少しだけ買い物に出かけて、あとは完全休養。けんこう兄弟も喜んでいたと信じたい。昼間は熟睡しているので喜びの度合いは分からないが。

週明け、月曜日はKさんとKH軒の中華で紹興酒を飲みながら歓談。気がつけばボトルを一本開けていた。二日酔い気味の雨の火曜日はHさんと近くの居酒屋へ。これも軽くのつもりがいつのまにか日本酒やら焼酎やら。気がつけば自宅で眠っている。十一時頃目が覚めて夜食をとるが、なぜかこうが興奮気味でまとわりついてくる。もう寝るよと言ってベッドに入っても、居間からこちらをじっと見つめていて不憫だ。Y子によると、こうは結局一晩中起きていた様子だとか。そのせいか今夜は眠くて仕方ないようで、たまに起きてきてもすぐにタワーに上がって丸くなってしまう。雨のせいもあるのだろうか、少し気温も下がってきて、静かな雨の水曜の夜である。