猫の実力

でっかいけれどやはり猫

本日は日帰りで東京へ。Uさんとひょんなことから「東大アイラー」の話題になる。あの本の面白さってなんなんでしょうねえ、うーんシンプルな史観で押し切っていく推進力、ノリの良さと、あとはやっぱりベースに理論(楽理)がかっちりあるということですかねえ…。というわけで、ここにはなんか大きなヒントが隠されている気がするのであるが、どうもうまくまとまらない。まあもう少し考えてみないと。

夜、こうがお気に入りの「クスリの殻」(錠剤の入っている銀紙みたいなあれ)で台所でいつものように遊んでいたのだが、気がつけばじっと台所の入り口でたたずんでいる。あれ、こう、どっかやっちゃたのかなと、あちこち探していると、突然、こうが冷蔵庫の下に手をぱすっと突っ込んだではないか。冷蔵庫の下はすでに何度も探してみていたのだが、あらためて棒を突っ込んでほじくりだすと、こうが手を突っ込んだその奥のほうから見事に「クスリの殻」は出てきたのである。すごいな、こう、ちゃんと見えているんだな、さすがは猫だと、なんだか妙に興奮した親バカな僕とY子であった。

数日間酒も控え、睡眠も十分にとり、ウコンも飲んで万全の体調で臨んだはずの先週金曜日のSさんたちとの飲み会。おかげで会話もはずみ、面白いアイデアもぽんぽん飛び出してくる。が、気がつけば、強力に酔いが回り、記憶もあやふやに。二軒目では突然襲ってきた眠気をどうしても追い払うことができず、ついにしばらく眠っていたようで、ではそろそろお開きにしますかというSさんの声ではっと我に返る。その後、帰り道でもどうにも調子が悪い。楽しみにしていたのにすみません。体調も良いはずだったのになんでかなあ。