ギプス生活二日目

休憩するこう

ギプス生活二日目。精神的なショックからも回復し、日常の動作にもだいぶ慣れてきた。片手キーボードもかなり早くなる。このぶんでいくと、両手で普通に打つ速度をやがて追い越す日も近いかもしれない。課題は、ご丁寧にキーボードの一番端にある、「a」の母音をもつ文字のスピードアップだ。一方、不自由なのは書類の束をなかなかきれいに整えられないこと、電話をしながらメモが取れないこと(なで肩なので受話器を肩でを挟めない)、インスタントコーヒーのビンのキャップをはずしづらい、寝転がって本を読みづらい、というあたりか。けんこう兄弟も片手でしか撫でれないのでちょっと寂しい。ブラッシングも片手だけだと妙な感じだ。当の本人たちは、そんなことはいっさい気にしていないようではあるが。ギプスにも最初こうが反応したくらいで、結局ほとんど関心を示さないようなので不思議だ。あとは運転ができないのと、そして何よりもお酒をひかえねばならないのが難儀だが、まあこれもよい機会だと思うことにしておこう。