昨夜は固い決意で飲みには行かず、散髪屋へ。帰宅するとけんが僕の頭をふんふん確認する。散髪の楽しみのひとつである。
散髪屋の親父にK木のキャンプ場の話を聞く。なかなか良いところであるらしい。今度みんなで行ってみるか。
帰ってビールを一本だけ飲み飯を食い、アニマルプラネットで怪我をしたシマウマの話を観ていると猛烈に眠くなり、そのまま朝まで熟睡する。シマウマがどうなったのか気になる。ところで、シマウマが猫座りをするというのは大きな発見であった。
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本日も多大なる決意で誘いを断りまっすぐ帰宅。こうがごろごろ甘えてくる。ようやく眠ったと思ったらY子帰宅。今度はけんが起きてきた。
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- 作者: 小島信夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
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というわけでこれを読んだ。「アメリカン・スクール」で描かれる日本人の「アメリカ」に対する何重にも屈折した感情がえぐい。なんか結局日本人は変わってないじゃないかという気もするが、いまの若い人を見ているとそうでもないのかもしれない。しかしあれだなあ、人間の嫌な感情を描かせたらこの人の右に出るものはいないなあ。かといって嫌な後味がまったくないから不思議だ。ちゃんと反転させる視点が入ってるからかな。アメリカ人の校長とか、「馬」の奥さんとか、馬とか(?)。良い短編集だったが、初出一覧は入れてほしい。