連休の二日目、日曜日は祖父の七回忌で大阪へ。三回忌のときからの四年間で、弟夫妻や従姉妹夫妻など子供たちがたくさん生まれたことに改めて気づかされる。お坊さんの読経のあいだにも突然子供が動き出したりして、なんとなく終始和やかなムードですすむ。なかなか賑やかでいい雰囲気だ。祖父も喜んでいただろう。この場にけんこう兄弟がいたらどんな感じだろうか。お坊さんにふんふんしたり、お供え物に乗ったりするけんこう兄弟の姿を想像してみる。が、現実にはたぶん、人見知りしてどこかに隠れてしまうだろうな。
お土産をたくさんいただいて帰る。見たことのないものがたくさんあって、けんもこうも興奮気味。包み紙や紙袋にざざーっと飛び込んでみたり、箱にとりあえず乗ってみたり。
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- 作者: P.ロザンヴァロン,Pierre Rosanvallon,北垣徹
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
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ようやく読了。コンパクトな本だが、たいへん勉強になった。社会的なものと経済的なものを切り離す方向に向かう現状、労働と社会権を結びつける新しい社会契約、手続き的権利モデルによる社会的なものの個人化。
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連休最終日は『貧困と共和国―社会的連帯の誕生』をしこしこ読む。けんもこうも、昨日の留守番疲れか、あるいはカメムシとの連夜の格闘のせいか、いつもよりもよく眠っている。