猿と猫

箱大好きです。

昨日の朝の話。洗面所でヒゲを剃っていると、ちょっと来て早く!とY子が呼ぶ。何ごとかと飛んで行くと、窓辺でこうがブルブル震えている。こう、どうした! 窓の外を見ると、なんと小さな子猿がベランダの手すりに腰かけ、こちらを見ながら何かを食べているではないか。あわてて窓を閉める。Y子と僕とで窓辺でバタバタやっていると、サルは悠然と手すりを伝って去っていった。見ると、あちこちにサルがいる。いままで見たこともないようなサルの大群。そういえば、さっきけんがいつも陣取っている窓辺の猫タワーの止まり木から、急に飛び降りて走って行ったりしていた。二人ともかわいそうに、とくにこうは警戒態勢を解かずに緊張した面持ち。おうちの中は大丈夫だよと、Y子とよしよし声をかけるとようやく少しは落ち着いた様子。ああしかし、こちらを見つめていたサル、けっこうかわいかったな。こうの震えていた姿を思い出すと、とてもかわいそうなのではあるが。

Y子、日曜の夜帰宅。けんこうはとくに大はしゃぎもせずに、落ち着いた様子で迎える。しかし、安心した様子ではある。そういえば、僕が出張行って帰ってくるときもこんな感じだ。

昨日は日帰りでまた東京。なかなか面白いことが始まりそうな予感。Sさん、Nさん、ありがとうございました。しかし、吉祥寺でしこたま呑んで東京駅での最終のぞみ乗り換えは数分しかなくてあせった、あせった。あたりまえだが、呑んでダッシュするとかなりまわる。

留守中のけんこうの世話の不手際をY子に指摘され、ひたすら落ち込む。僕一人だけではちゃんと猫と暮らせないかも…。