点滴70日目

実は少し前からけんは左足の肉球のあたりをずいぶん気にしていて、頻繁に舐めたりしていたのだが、日曜の夜寝る前に珍しく足を投げ出して寝ていたのでちょっと見てみると(ふだんは嫌がってあまりちゃんと見せてくれない)、指の肉球の間だろうかなんか白いものが見えてる気がする。骨が見えてるのかと夜眠れないくらい心配したが、昨日病院に電話して先生に相談してみると、おそらく舐めすぎて皮がむけてきているのではないか、ふつうに歩けているなら本猫の負担も考えてすぐに連れてくることもないだろう、対処としては薬やエリザベスカラーになるが、とりあえず人間がいないときにエリザベスとかでどうか、とのこと。少し安心する。先生、いつもすみません。

 

昨日からY子繁忙期につき早めに出ることになる。けんにとっては工事のなかをロングお留守番になるという受難の日々の始まりだ。夜いちおうエリザベスカラーを買って、厳選かつお缶も買い足して帰宅すると、けんは元気そうな顔をしている。缶詰やカリカリもずいぶん減っていて、日中はよく食べていたようだ。ただ、あまり休めなかったのか、Y子帰宅してからも少しあまえてはすぐ休憩。やがて安心して熟睡してしまう。僕が寝る前にまた起きてきてちょっと食べる。いいうんこをして、毛玉を少し吐いた。

 

今朝、目がさめるとすでにけんもY子も起きていた。缶詰を少し食べてぱっと逃げたところをつかまえて点滴と投薬。かわいそうなので少し様子をみることにしてエリザベスはちょっと延期。今朝はすぐに休みに行って、僕が出かける直前にまたやってきて缶詰を少し食べた。