腎臓の病気

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けんが病気になった。腎臓の病気だ。すでにだいぶ悪いらしい。がんばって闘病していかなければならない。

 

31日までは普通だった。最近、朝寒そうにしていたので猫用のベッドを買ってやったところ、喜んで入っていた。大好きなY子の爪とぎをぱすぱすして派手に遊んだりもしていた。

 

1日。けんはいつも朝起きてしばらくゆっくりしてから休みに行ったあと、お昼2時くらいに起きてきてまたごはんを食べる。しかし、この日はけんはなかなか起きてこなかった。久しぶりに僕もY子もいるので(Y子は大晦日まで仕事で忙しい日々が続いていた)安心して休んでいるのではないかとY子。ベッドがとても気に入ったようなので(朝も入っていた)、近くのペットショップで似たようなものを買ってくる。最初のほどには気に入らなかったようだが、それでも入ってみたりしていた。いつもよりあまりごはんを食べない気がする。

 

2日。急にごはんを食べなくなった。それ以外は普通に甘えたりしている。ちょっと痩てきたような気もする。

 

3日。約束をしていたので僕だけ神戸に帰省。Y子によるとまったく食べないとのこと。

 

4日。朝、病院に電話してみる。電話ではなんとも言えないので連れてきてほしいとのこと。しかしこの日は午後は休診で、Y子は仕事で僕は神戸なので病院に連れて行けなかった。心配で予定を切り上げて京都に戻る。けんは急激に痩せ、明らかに元気がなくてしんどそうだ。動いたり甘えたりはするが、たまによろけたりして声も弱々しい。Y子によると朝はここまでではなかったとのこと。子どもの頃よく食べていた缶詰を出してみると、少しだけ食べた。

 

5日。朝一番でY子と一緒に病院に連れて行く。検査の結果、腎臓がかなり悪い状態だとのこと。体重も4.6キロまで減っていた。相談の結果、入院して点滴となった。

 

今日6日。Y子は仕事なので朝一番で僕ひとりで病院へ。けんは表情はだいぶ戻った感じになっていた。僕をみてふにゃーふにゃー言いながら立ち上がった。声はまだ弱々しい。かわいそうで見ていられない。家に連れて帰れるかと思っていたが、先生によるともう一日か二日入院して点滴を続けたほうがいいとのことで、もうちょっとがんばるように言って帰る。ごはんはやはり食べていないとのこと。

 

病気は少しずつ進行していたのだろう。年末、朝ヒーターの前でじっとしていることがあって、寒いのかと思っていたが、今から思うとしんどかったのかもしれない。けんのいない家。なんとも言えず寂しい。