おやつ

こうが病気になってごはんを食べなくなってから、食べられるものならとにかく何でもということでありとあらゆる種類のごはんやおやつを買ってきては並べていたのであるが、当然こうだけというわけにもいかず、もともと美食家のけんにとってはまさに食べ放題バイキングのような日々が続いたのであった。なかでも某シーバが特にお気に召したようで、けんも辛いだろうからとしばらくおやつとして出し続けていたのであるが、もとからお腹が弱めのけんにとっては強すぎたのか、とうとうお腹を壊してしまった。というわけで、おやつはなしということにしたのだけれど、ごはん置き場の前で正座してつぶらな瞳で「おやつは?」というように見上げてくるのでなかなか辛い。お腹が治るまで我慢やで。