朝、僕の部屋で横になっている。明け方、猫部屋との間だろうか、少し動いていた様子。曇り予報だが日が照ってきた。蒸し暑くなりそう。
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その後、何度か途中で休みながら、ゆっくり窓辺のネコマンションまで移動。窓辺で気持ち良さそうに目を閉じる。
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出勤時、下から見上げると窓辺のこうが少しだけ見えた。
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Y子からメール。無事薬とミルクを飲んだ（飲ませた）とのこと。
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午後から降り出した雨は夕方には上がったが、異常に湿度が高い。
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帰宅し、生協さんの荷物を搬入。先週の水曜日には、こうは元気そのものだったなと思い出すが、もう遠い昔のようだ。こうは二つあるトイレの間で横になっていた。こうがトイレをした形跡があるので、おしっこをしてトイレから出て、そこでそのまま横になったようだ。散らばった猫砂を片付けていると窓辺近くに少しだけ移動してたおれる。撫でてやると気持ちよさそうにする。月曜くらいからか、息苦しい感じはなくなり、ふーっとゆっくり呼吸をしているような感じである。
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Y子によると、昨夜、こうはY子の部屋の前まで移動していたらしい。このふーっというこうの呼吸音が聞こえるので最初見に行ったら居間に、また聞こえるので見に行ったら台所に、ついで洗面所、玄関前ときてY子の部屋も前まで来たとのこと。しかし部屋には入らなかったようだ。Y子の部屋で発症したので苦しかった記憶が残っているのかもしれない。朝、僕が起きたら僕の部屋にいたので、そのままゆっくり一周してきたのだろう。退院してからは僕の部屋、猫部屋、まれに居間という行動範囲だったので、家中をほぼ一周したのは驚きである。昼間も窓の外で庭の掃除の音が大きかったようで、洗面所で横になっていたらしい。薬の効果で少しは楽になって移動範囲が増えたのかなと話を聞いたときには思ったが、実際に移動する様子を見てみると、少し動くとと疲れるようで休み休みゆっくり移動している。気持ちに体がなかなかついていかないんだろうな。痩せていて足もふらついて痛々しい。
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少しうとうとと眠ってしまう。さっきまで僕の部屋の入り口にいたこうは、洗面台前まで移動していた。洗面台前の水飲み用のうつわを枕に横になっている。水を飲もうとしているのだろうかとも思ってしばらく様子を見るが、このままだと水の中にはまっていってしまいそうなのでうつわを動かしてやる。と、もう一つのうつわを誤って倒してしまい、周囲が水浸しに……。かろうじてこうにはかからなかったけどごめん。
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その後、玄関前に移動。しばらくしてY子帰宅。元気なときにそうだったように、Y子を出迎えた形になった。Y子がもうすぐ帰ってくるのを知ってて迎えに行ったのかもしれないな。玄関を開けたY子、驚き、喜ぶ。
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Y子が帰ってきて喜んだのだろう、台所に向かってゆっくりやってきたところでかわいそうだったが、薬を飲ませる。しかし今回はちょっと苦労した。できるだけストレスを与えないためにももっと手際よくやらないとと反省。
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ミルクを飲ませる。これは比較的うまくいった。しかし体温は低いようなのが心配だなあ……。
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その後、ゆっくり移動してきてネコマンションへ。さらにまた廊下のほうまで移動し、Y子が入っているトイレのドアの前に陣取ってY子が出られなくなる。少しずつこうをゆっくり動かして何とか脱出。たぶんY子に甘えに行きたかったんだと思う。Y子にひとしきり撫でてもらったあと、また僕の部屋まで戻ってきて眠る。撫でるとごろごろ言うには言うが、だいぶ弱々しい。
