パオちゃんとこうちゃん

友遠方より来たる。
わたくしの貴重なお友だちが遊びにやってきてくれました。仮にパオちゃんと呼ばせて頂きます。
パオちゃんは年に一回わたくしに顔を見せにやってきてくれます。
かれこれ7回目になりますか・・・。
ふたりで寂光院散策の後、あまりの寒さに寂光院界隈の温泉旅館に飛び込みました。
建礼門院さま、さぞお寒かったでしょうね、リアルタイムでは。
温泉、その当時はまだ掘られてなかったですからね。
軽い昼食とセットでお風呂に入れます。寒い季節にはいいですねー
パオちゃんと裸の語らいをしました。
いいですね、腹を見せ合って(文字通り)話す、これ。
そのあとは、うちまでふたりで帰って、まったりしました。
お茶飲みながらおしゃべりしてました。
こうちゃんがパオちゃんを憶えているらしく、ごく自然に居間まで出てきて、わたくしとパオちゃんの傍でころりんして、やがて寝息を立て始めました。
完璧に通常モード。
パオちゃんが帰る時にはお見送りもしてくれました。
こうちゃん、偉いねー。
けんちゃんもこうちゃんが警戒していないのを見て、気を緩めていました。
ああ、良かった、こうちゃんがパオちゃんを憶えててくれて。
パオちゃん、いつもわたくしに誕生日プレゼントをくれるのですが、今年は『たあちゃん』という猫ちゃんのグッズでした。
パオちゃんがそのたあちゃんとこうちゃんを見比べて「似てる!」と言ってくれました。
うん、なんか似てる・・・なにかが似てる。
このたあちゃんのお役目はちり紙箱入れなのですが、内臓がはみ出してるように思えて仕方ないので、わたくしの勉強机の傍のドアノブにぶら下がって頂いて、見張り番のお役目に就いて頂いております。
ありがと、パオちゃん。