猫タワーの崩壊と節分

猫タワーの代わりに。

金土と久しぶりの東京出張を終えて帰宅すると、けんこう兄弟お気に入りの猫タワーが横倒しになっている。何ごとかと思えば、ついに猫タワーの上部が崩壊し、危険な状態になったため、とりあえず取り外したとのこと。見てみると、もうネジとかが劣化していて、たしかに解体できないほどであった。すでに六、七年経っているから、もう寿命なのか。

ふたりのいちばんのお気に入りのタワーだったので不憫ではあるが、やむをえず廃棄処分にすることとし、さしあたって子猫時代に使っていたケージ(枠だけ)を窓辺に置いてみることにする。乗ってみるかなあと楽しみにしていたが、昼寝から起きてきたけんこう兄弟は、慎重に三階建てのケージの一階部分には乗って見るものの、それ以上は進もうとしない。うーむ、やはりいつものタワーじゃないとだめなのかな……。

しかし、夜中の大運動会タイム。やにわにけんがケージの屋根の上に登ったかと思うと、こうも続いて最上階の三階部分に飛び乗ったではないか。窓を開けてやると、ふたりで食い入るように夜の景色を眺めていて寒さも気にならないようであった。これで気に入ってくれるといいのだけれど。

先週末の土曜日はいつものようにY神社の節分のお祭り。土曜日だからか、いつにもまして大勢の人で賑わっている。この神社の節分際に行くようになってもう長いが、これほどの人手なのははじめてというほどであった。お参り後は予約してあった某イタリアンで夕食。Y子の誕生日を祝う。翌日、豆まきをすると、いつものようにけんこう兄弟が驚いて逃げ出してしまった。Y子と二人で家中の豆を拾って食べていると、ふたりでそろっとやってきてふんふん確認している。