猫タワー

足にじゃれつくこう

旧大型猫タワーが傾いてきていたので、直さないとなと言っていた今朝。ちょうどそのタワーに飛び乗ったけんが下りようとしたそのとき、なんとタワーが傾いてそのまま倒れこんでしまう。驚いて逃げ出すけんこう兄弟。あわてて駆け寄ったY子が抱きとめたので、大型猫タワーが床に叩きつけられるという惨事はまぬがれたが、そのはずみで中型猫タワーが倒れ、上部のネジが折れてしまった。けんこう兄弟がやって来た時からある、わが家でいちばん古い猫タワーで、とくにこうが大のお気に入りで毎日昼寝に使っているものである。

アロンアルファで固定して、なんとか修復を試みてみる。だが、ようやく乾いて固まったようだったので運搬すると、また上からぽきり。やむをえず同じ型のものをネットで注文し、壊れたタワーのあった位置に、もうひとつ同じ型のタワー(これはたまにけんが入っていた)を移動して、応急措置とする。しかし、こうはやはりあのタワーでなければならないのではないか。かつてもう老朽化してきたからと同じ型のタワーを買ったときにも、新しいものには見向きもせず、こうは古いタワーに入り続けていたのだから。

心配する僕とY子をよそに、ごはんを食べて何ごともなかったようにタワーに入るこう。とりあえずはよかった。たまにこのタワーを使っていたけんがちょっとかわいそうであるが。このタワーも老朽化が進んでいてだいぶぐらぐらになってきている。もう一台買うべきかどうか、思わぬ出費だなあと言うと、仕方ないよ、あなただって急にベッドなくなったら困るでしょとY子。まあ確かにその通りではある。

昨日は六甲山上で加藤文太郎をモデルにした朗読劇を鑑賞。お芝居を見るのははじめてであったが、間近で見る迫真の演劇に感動する。山への思いを新たにした。また来週も山へ登ろう。