体調(二)

detti2010-05-31

日曜日はS川の岩場へ。五月らしい爽やかな天気で、岩場もほぼ貸しきり状態、前日もゆっくりレストしたし、さあ気合十分で登ろう、といきたいところだが、右腕の「張り」が引かないためにあまり気持ちが充実しない。登っている時にはさすがに忘れてしまっているけれど、そうでないときにはまるで虫歯の鈍痛のようにずっと右腕に違和感があるので心が晴れず、せっかくの気持ちのいい岩場もあまり楽しめない。とくにビレイ時は辛かったが、ビレイしないわけにはいかないし、やる以上は当然だがきっちりやらなければならないのでがんばってビレイする。登りは控えめにしておこうかとも思ったが、それでもせっかく来たのだからと、結局いつもより多めに6、7便ほどトライ。しかし、気持ちが充実しないときに登れるはずがなく、ナインRPはまたもお預けである。まあセブンはRPできたけど(涙)。

違和感のある場合はアイシングをしてみればいいと教わって、帰ってさっそく氷で冷やしてみる。これが最初の2、3分は鬼のようにつらいが、だんだん慣れてきてなんとも感じなくなってくるので人間は偉大だ。やってみると、多少は良くなってきたような気もする。なかなかすっきり完治とはいかないけれど、しばらく朝晩アイシングを続けて様子をみてみよう。

というわけで、十分に眠ったはずなのに、あまり気持ちの乗らない週の始まりである。人間、体調が一番大切だとあらためて実感する。アイシングだけでうまく治るといいなあ。

それにしても日曜日ご一緒したKさんのがんばること。彼女は10bのルートを不屈の精神で何度も再トライして終了間際に見事RP達成した上に、まだ日没までには時間があるからと前回敗退したという10aのルートに果敢にチャレンジしていた。

さて、今夜はY子の帰りが遅くなる日。いつもなら真っ先に飛び出してくるけんも、後からゆっくりやって来てひたすら甘えまくるこうも、今夜はなぜか眠いようであまり起きてこない。だからというわけでもないが、久しぶりに酒も飲まずレコードなど聴きながらひとり静かに過ごす夜。これで腕の違和感さえ消えれば言うことないのだけれど。