留守番とクライミング

カメムシを見上げる

ここのところ僕もY子も帰りが遅く、けんこう兄弟が長時間留守番する日々が続いている。今夜もY子は遅くなるが、僕は早めに帰宅し、兄弟と三人きりの夜を過ごすことにする。ただいまとドアを開けるが誰も出てこない。Y子の部屋を覗くと、けんこう兄弟が縦に整列して丸くなり、こちらをきょとんと見上げていた。

休み明けの水曜日。秘密の集まり「KNDの会」が諸般の事情で中止になったため、K君を呼び出して久しぶりにいつものIバーへ。あれやこれやでけっこう飲んだ。木曜日は久しぶりにM先生の表敬訪問で東大阪へ。あいかわらず熱いM先生。二日酔い気味のだるさも吹き飛びました。

強い冬型の気圧配置で一気に冷え込んだ火曜日。朝からH田の人工壁へ向かう。イメージトレーニングも、職場の階段での高所恐怖症克服作戦(3階まで登れるようになった)もばっちりで前回よりもばりばり登るつもりでのぞんだこの日のトレーニングであるが、しかし前夜の深酒と寝不足のせいもあったのか、最初少し登っただけで恐怖を感じてそのまま動けなくなる。動きを体感するために、そしてスタミナをつけるために、子ども用の壁でTさんのもう特訓を受けふたたびトライするが、やはり登れず。ビレーの練習も緊張でいっぱいで心身ともに疲れ果てた。結局ほとんど登れないままこの日は終了。ああ自分が情けない。次回は酒は絶って万全の体調および精神状態でのぞもう。

留守番のさい、いつも甘えてくるこうだが、今夜は少しだけ起きてきただけでごはんを食べてまた眠る。かわりにいつもは眠っているけんが、なぜか何度も甘えてくる。