法要とその前後

けんこうツーショット

雨の予報が一日ずれた曇り空の日曜日は、うるの法要でH山へ。いつもより少し遅めに出かけたのだが、今年はやや人が少ない感じ。それでも順番に立てられた卒塔婆の中には、毎年目にしていて覚えてしまった動物たちの名前もあったりして、ああこの人たちは今年も来ているんだなあと思う(人間は覚えられないけど)。少し遅れてきたお坊さんがお経を上げ、動物たちの名前を読み上げて少し休憩。うるの名は二回目のお経のあとに呼ばれた。あらためてうるに礼を言う。なんか、だんだん良い思い出しか思い出さなくなってきて、人間の記憶は不思議なもんだなあと言うと、まだまだそんなことはないとY子。まあ、うるといた時間も違うからなあ。

帰りは久しぶりに二人で焼肉を食べ、帰宅後は起き出してきたけんこう兄弟と少しだけ遊んでから、みんなで昼寝。こうしてゆっくりするのも久しぶりだ。

先週の木曜日はU田の超大衆的な居酒屋でナカムラ氏と飲む。遅れて合流するはずだった王様はわれわれのような下々のものが集まる場所はお気に召さない、Y屋橋まで無理やり呼び出されて(プチ)ブルジョワ的な(?)お店に変更。ワインだのシェリーだので気がつけばもう終電だ。

久しぶりに雨の降った今日、月曜日は、R大まで徹夜明けのきしどんを表敬訪問。あれやこれやの悪巧みのあと、帰りの電車の中で猫がいかに素晴らしい生き物かについて熱く語る。なんかもう、おはきな&けんこうの写真集とかカレンダーとかどうすか。

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フリー行くか山行くか、迷いに迷った土曜日は、結局ソロで坊村から武奈ヶ岳北稜をたどって釣瓶岳へと縦走することに。登山再会一発目は、この坊村からの御殿山コースを登ってバテバテで大変な目にあったが、今回はきわめて順調。ペースよく登れて、このかんの成果を実感する。武奈ヶ岳にも予定より早めに到着し、このぶんだと釣瓶岳から(その先の)地蔵山まで行けるかと、ペースを上げて釣瓶岳を乗越し、イワクタ峠北峰へ。ところが、ここで北峰のピークを峠だと勘違いし、道標だけ確認して歩き出したが、栃生へと下りる道に迷い込んでしまい、700m付近の笹峠への分岐でようやく気づく。なんか峠っぽくない地形だなあ、それにしてもずいぶん下りて嫌な感じだなあとは思ったんだけど…。

ここから地蔵山の稜線へと無理やり突き上げる手もあったが、時間もぎりぎりだったので断念して再び登り返すことに。なんとかイワキタ峠北峰まで戻って調べてみると、道標を反対側から見ていたので道を間違えた模様である。調子に乗って先を急ぐとあきませんなあ。地図もちゃんと確認しないと。

結局、そのまま釣瓶岳、武奈ヶ岳と乗越して坊村へ。しかし、なんか二回登った感じで、後半はちょっとバテた。しかし、最終地点から地蔵山を経由して下山し、バスで坊村まで行く手もあったなあとあとで反省。まあ、トレーニングにはなったでしょ。

夕方、お土産にどんぐりを五つほど拾って帰ってきたら、けんこう兄弟が大興奮で転がして走り回っていた。

【コースタイム】
坊村8:05〜御殿山(1097m)9:40〜武奈ヶ岳(1214m)10:25〜細川越10:45〜釣瓶岳(1098m)11:15〜イワクタ峠北峰(923m)11:40〜笹峠への道との出合い11:55〜イワクタ峠北峰12:20〜釣瓶岳13:00〜細川越13:15〜武奈ヶ岳14:00〜御殿山14:30〜坊村15:50(計7:45)