休暇

洗濯機とけん

夏晴れの金曜日は神戸へ。思っていたほどには渋滞もひどくなかったのだが、なかなか治りきらない風邪のせいか、実家に到着した時にはぐったりで、おふくろとY子がしゃべっているのを聞きながら、しばらく横になる。夜はドライブがてらS宮まで出てロシア料理。夏に食うボルシチ(正式にはボルシというらしい)もうまい。ウォッカを飲めなかったのが残念だが。しかし日帰りはしんどい。

結局風邪が治りきらないので、土曜日はY子一人で名古屋へ行くことになり、僕はけんこう兄弟とお留守番だ。思いのほか早く帰ってきたY子とK会館のO将でディナー。ビールが回ってそのまま眠る。

ようやく夫婦でゆっくりできた日曜日。昼から買い物の帰り、O原方面へドライブ。晴れたり曇ったりの一日だったが、S原付近では雨が降ってきた。お盆だというのになかなか気候が安定しない。

夜。思い立って山道具を点検する。が、長年愛用していたウールのソックスがどうしても見つからない。長いこと使ってないのでもう痛んでいるものもいくつか。ウェアも手袋も雨具も、寝袋もアイゼンもピッケルも、使わないとどうしてもだめになるなあ。あれやこれやと押入れを引っ掻き回していてふと振り返ると、けんこう兄弟が並んでじっとこちらを見つめていた。

しかし、捨てるはずのない道具がいくつも見当たらないのはどういうわけなんだろう。道具だけでなく、愛読していた横山『登山読本』や『処女峰アンナプルナ』『白い蜘蛛』とかもどうしても見つからん。また買い揃えると随分な出費になるなあ。ただでさえ、持ち出しの多かった夏なのに。

というわけで、お盆休みも終了。今年は名古屋に行けなかったので恒例の渋滞ドライブも経験せず、少し物足りない。できれば夏の終わりにまた休みをとろう。