ふたたび病院へ

ふたりともお疲れさん

少し前から、こうの顔の毛が薄くなってるなと思っていた。鼻の左下のヒゲが生えているあたり、後ろ足で掻きすぎてしまったらしい。ところが、昨夜見るとぼこっと毛がとれて地肌が露出してしまっている。ほっとけば治るだろうとも思ったのだが、おばあちゃんとこの猫はそれで皮膚炎になったとY子が言うので、念のため病院に電話して聞いてみることにする。すると肌が見えているなら一度連れてきてくれということで、今日はお昼前にM動物病院へ。朝からご機嫌に遊んだり甘えたりしていたこうを、苦手なクルマで連れていくのは不憫だが、まあ仕方がない。一方、すでにいつものようにタンスの上で休んでいたけん。おいていくかどうか迷ったのだが、やはり心配なので連れていくことにする(生まれてこのかたひとりっきりにしたことがないので)。運搬用のケージを組み立てていると、都合よく起きてきたのでそのまま捕獲。ふたりともケージの中ではくつろいだ様子なのが不思議だ。

こうを助手席にけんとY子を後部座席に乗せていざ出発。いつものように、けんもこうもすぐににゃーにゃー。いつもはこうも後部座席に乗せるのだが、前が見えないから嫌かなあと思い(運転席の後ろに乗せていたので)前に乗せてみたのだが、信号待ちで様子をみてみるとケージの隅っこにうずくまってあまり楽しげでない様子だ。

病院へ到着すると診察室の中から先客の猫がにゃーと鳴く。それに呼応してけんがにゃー。姿の見えない先客がにゃー。けんがにゃー、とエンドレスだ。僕らが呼ばれて別の診察室に入ってからも続く。だんだん疲れてきたのか、最初大きかったけんの声も最後には小さくなってきていた。

今回は女先生がこうの皮膚を検査。結果、ばい菌が繁殖してるとかダニがいるとかではないということで一安心。これ以上掻き過ぎないようにということで痒み止めの注射を打って、診察終了。けんもこうもお疲れさん。

帰りのクルマではいつものとおりふたりともおとなしい。単に疲れたのか、診察が終わって安心したのか、家に帰るのがわかるのか。帰宅後、これまたいつものようにひととおり家の中を確認してから、けんこう兄弟ようやくくつろぐ。美容院へ行くというY子を送ってまた戻ると、こうがくねくね甘えてくる。近くを通りかかった救急車やクルマを威嚇していたりしたので、クルマはもうこりごりという感じだろうか。終わったので迎えに来てくれという電話があったときもまだ甘えていて、ちょっとY子迎えにいってくるよというと玄関までついてきた。

火曜夜はNさんと日付が変わるまでS条界隈。保守主義とジェスロタルの関係について激論? 水曜は飲みすぎの体をひたすら回復させ、木曜はなぜか一日反省モードで今日からようやく連休ぽい感じに。せっかく休んだんだからうじうじ考えてても仕方ないよな。

今週はじめ、けんが立て続けに数回吐いて心配したが、これはどうも気温が急に下がって寒くなったからだったもよう。