十九日目と二十日目

流しで水遊びするこう

土曜日は東京、断水・停電のK場でPP研。せっかくS先生をスペシャルゲストでお招きしたのでゆっくりお酒を飲んで話したかったのだが、ギプス生活では着替えもままならないので残念ながら日帰りに変更。乗り換えに手間取りそうだったので、少し余裕を見て30分ほどで懇親会を抜け出す。山手線は思ったほど混んでいなくて助かったが、結局なんのかので京都では終電に。年末だからか、京都の地下鉄の最終電車は珍しく満員である。終着駅で切符を取り出すのにもたもたしている間にすでにタクシーも居なくなり、大通りまで出てようやくつかまえて1時前に帰宅。

それにしても、こうして電車に乗ったりするたびに意外に思うのは、こちらが三角巾をしていてもみんな結構気にせずにぶつかってきたりするということ。みんな目に入っていないのだろう。とくに携帯電話やメールをしていたり、耳にヘッドホンをしたりしている人は、ほぼ確実にこちらに気がついていないので要注意だ。いまでこそ慣れてきたのであらかじめ防衛するくせがついたが、骨折直後に名古屋に出かけたときは、まだ痛みもあったこともあって、相当恐ろしかった。ふだんはローカル線通勤なのでラッシュとは無縁だったのは幸運である。そうはいっても僕自身、いままで電車で怪我をしている人をみかけても、あまり気にしていなかったように思う。懇親会で誰かが言っていたように、divideされた世の中ということを少しだけ実感したような気がするのである。

日曜日は昼まで熟睡。起きたらちょうどY子が買い物から帰ってきたところだった。Y子ごめん。休日の買い物を楽しみにしていたので少し残念である。さらに夕方、録画していた映画を観ながら、そのまま眠ってしまい、気がつけば夜9時を回っている。そんなわけで、けんこう兄弟ともあまり触れ合えなかったつかの間の休日。さて、明日からはいよいよ忘年会シーズン幕開けである。