お見送り

転がって甘えるこう

月曜日はかつての同僚Sさんを囲む会。8月にお別れしてからまだ一月足らずだが、それでもしばらくぶりに見るSさんはさっぱりしてアクが抜けたように見えた。近況や今後のことを語りながら酒が進む。同じ職場にいた頃とはまた違う感じで会話が楽しい。お別れは寂しいものではあるけれど、しかしそれは新しい人間関係の始まりなのだとあらためて思う。

今日は祝日であるがY子は出勤。出かける時、けんこう兄弟が見送りにこないのでいいのかと聞くといつもこうだからいいという。しかしY子が行ってしまってから、こうが玄関に走ってきてしばらくドアにはりついてみゃーみゃー鳴いていた。

人間が複数集まればかならずトラブルはある。問題を抱えていない組織などないだろう。大事なのはそれを慢性化させずに対処していくことだが、これがなかなか難しい。

Y子がいないあいだ、けんとこうが交互に起きてきたので遊ぶ。最近のお気に入り、髪をとめるゴムの輪っかをぽーんと放り投げてやると、ハイジャンプしてふたりとも大興奮である。