ブラッシング

猫タワーの下のこう

水曜日は梅田でOdgさん、Otさんと密談。それにしても暑い。駅からちょっと歩くだけで文字通りもう汗だくである。計画の概要がほぼ固まる。思いがけず別のプランも派生して生まれた。さあこれからがんばろう。

夕方、雷雨の中をミナミヘ移動し王様と待ち合わせ。電話してきた王様「いま、どこにいるのん?」「ええと北南改札を出たあたりです」「分かった、すぐいく」。いったん切るがすぐにまたかかってきて「北南はありえへんやろ!」。しかしもう一度確かめても間違いなく「北南改札」の表示が……。ともあれ、王様と合流して無印でビールを飲む。その後、イタリアンへ移動しマサキ氏と合流。ワインをしこたま飲む。不思議な組み合わせの飲み会であったが楽しかった。Odg氏の衝撃的な過去も明らかになったし。

本日は東京S川でユーロな集まり。けんこう兄弟の話題になって、長毛だから夏はたいへんでしょうとNさん。「そうなんですよ、でもこうがブラッシングが苦手で」。「切るという選択肢はないんですか?」。うーむ毛を切るのはどうなんでしょうか……。帰ってY子にその話をすると、案の定、即座に却下であった。

ここのところ、毛玉とりが続いたせいか、どうもこうがブラッシングを苦にしているようだ。先日もY子がこうを抱っこしていたところ、ふと何気なくブラッシングという言葉が出たのだが、それを聞いたこう、いきなり身を固くして構えるようであったらしい。その後も、ブラッシングという言葉が出るたびに、耳を下げて警戒の態勢を取っている。こう、そこまでプレッシャーになっていたのか。少し不憫である。

もともと小さい頃は、こうはブラッシングは大好きで、寝転がっているところにスリッカーで撫でてやると、ごろごろごろごろとものすごく喜んでいたものだ。それがいつの間にか苦手になってしまった。その原因は何かというと、実は僕にとって痛いところなのだが、新しい櫛を買った時に毛がよく取れるので僕がそれを使いすぎたことがあって、どうもこの櫛がこうにはあわずに痛かったようで、それ以来、苦手になってしまったのだ。その櫛はすぐに使うのをやめて元のスリッカーに戻したのであるが、スリッカーも嫌いになったようなのである。

そこまで嫌なら別の手を考えるしかない。Y子と相談してもう少し柔らかいブラシを探してみる。ブラッシングが苦手な猫におすすめという手袋型のブラシを見つける。撫でられているような感じで、ストレスも感じないらしい。早速購入し、本日試してみる。思ったより手袋がでかいので驚くかとも思ったが、そうでもないようだ。意外なほど気持ちよさそうに撫でられていて、そのうちごろごろ言い出した。毛もたくさんとれ、心なしかこうの毛並みもきれいになったよう。まずは一安心、今度はあまりやり過ぎないようにして、少しずつブラッシングに慣れさせていきたい。