水遊び

流しでせっせと水遊び

今朝もまた雪。お腹の調子もいまひとつで、買い物にも行けずにお留守番。こうと紐で遊んでいると急に走り出し、タワーの上から外を眺めていたけんもいきなり飛び降りてこうを追いかける。何ごとかと思っていると、Y子が鍵を開けて帰ってきた。さすがネコ分かるんだなー。毎回のことであるが、Y子が帰ってくるとやはり嬉しいようで、けんもこうも走り回って興奮している。


ところで、昨年の晩秋に再び始まったこうの水遊びであるが、今年に入ってからどんどんエスカレートして、流しの中で長時間遊んでいる。多少からだが濡れてもまったく気にしない。ふつうに考えると夏にこそ水遊びしそうなものだが、こうの場合は寒いときにやるので不思議だ。レンジのほうに来やしないかと冷や冷やするが、そちらに行ってはいけないというのは分かっているようである。


午後からは久しぶりに晴れ。お腹もようやく落ち着いてきた。

「女の都」を鑑賞。列車で向かいに座った美女を追いかけて森に入ったマルチェロ・マストロヤンニ演じる初老の男性、そこではフェミニスト女性たちの大規模な大会が開かれていて…。なんつーかフェリーニものすごいな。しかしラストシーンの意味を取り違えていたことをY子に指摘され落ち込む。人の顔、覚えるの苦手なんですよ、映画に限らず。

カフカの「城」 [DVD]

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ちなみに昨夜はこれを観た。細部まで原作に忠実に再現、とのことだが、建物とかずいぶんイメージ違ったなあ。宿屋とかもっと狭くてごちゃごちゃした所を想像していたが、妙にすっきりしていてだだっ広い。しかし考えてみれば、行ったこともない外国の小説の描写を正確に思い描くことはそもそも不可能なことなわけである。まあ、もう一度読み直してみるか。