病院へ

先週の木曜日の話。
朝、けん・こうがそろってひどい下痢。昨日まで元気に遊んでいたし食欲も旺盛だったのだが、どうしたのだろうか。そろって下痢をするということは、もしかしてウイルスか? 心配しながら二人の様子を見ると、こころなしか元気がないような気がする。Y子と相談したすえ、朝いちばんでY子が病院へ連れて行くことに。が、なんとこの日、M動物病院は午前中臨時休診であったようで、往復約1時間かけてタクシーで戻ってきたとか。移動の苦手なけん・こうにとっては、どこへ連れて行かれるのかと我慢しながらやっと着いたと思いきやまた家に戻ってきたわけで、それはとんだ災難だったろう。

仕方なく、夜、帰宅後、クルマで病院へ向かう。見た感じは元気そう。この日2度目のドライブなので少しは慣れたのか、けんもこうも意外におとなしくしている。M動物病院では、ひさしぶりー、あらー大きくなったねー、と女先生が明るく迎えてくれる。まずは便の検査。その間、しばらく待合室で待つ。けっこう長い時間かかっているような気がして不安になるが、呼ばれて診察室に入るや否や、食べすぎですねーと女先生。安心して力が抜けた。体重を測って簡単な診察。けん、6.4キロ。こう、6.0キロ。便には寄生虫も病原菌もいないし、健康そのものですねー。男先生が顔を出す。二人とも、名前負けしてないですねー、体格もとても立派ですよー。男先生、女先生、ありがとうございました。そういえば、二人とも最近やたらガッツ出して食ってるような気がするなあ。特に「美味しすぎるので食べすぎに注意してください」とかいう某ドライフードを食べるようになってからは。

とりあえずは下痢を治そうと、薬と処方食をもらう。帰宅後、興奮したのか、やたら元気に走り回るけん・こう。朝は元気がなさそうに思えたのだが、今はまさに健康そのものに思える。人間の目は不思議だなあ。

翌日、けん・こう、あっさり下痢は治る。そろって下痢をしたのは、従来の食いすぎと急に気温が冷え込んだとかの条件が重なったからだろうか。ともあれ、フードのことは少し見直してみることにしよう。この先、ずっと何年も何年も健康に家族みんなで暮らしていくために。