昨夜は

イタリア・ドイツ戦に備えて早寝したのだが、なぜだか、こうがやたらと起こしにくる。僕の体にぴったり体をくっつけてごろごろごろごろ、足を甘がみしたり、やさしくぱりぱりしたり。いつもはこんなことないのに、生活リズムが普段と違うからかなあ。4時前には体の上に乗ってきて、まあそのおかげで起きることができた。


しかし、壮絶なゲームだったな。前半はイタリア、後半はドイツが押し気味だったが決定機にきめられず。延長も一進一退だが、おたがいに固い守備を破れず、ああまたPK戦だなあと思ってると、残り1分、グロッソのシュートが突き刺さった。しかしよくもまあピルロのまん前にボールが落ちたこと。ピルロのパスもすごいが決めたグロッソもすごい! リプレイを見ながらうわーと思ってると画面が切り替わって、ジラルデイーニョが完全に抜け出していた。そこへデルピエロ!! いやーすごかった!! あの時間あの場面で左に走りこんできたデルピエロの姿の感動的だったこと! しかしドイツサポーターには心に突き刺さるゴールだったろう。オーストラリア戦の僕たちと比較できるかどうかはわからないが。ともあれ、いろいろな意味でドラマティックなすばらしいシーンだった。


こんなにW杯を真剣に見るのは初めてだな。ここまで来たらあと2試合、リアルタイムで観戦するぞ!


と思って帰ってきたら、こうがまたやたらと甘える。甘えたり、甘えなかったり、ねこの心理は複雑すぎておろかな人間の理解を超えている。