法要

detti2006-04-23

今日は朝から、うるの眠るH山の墓地で法要。曇ってひんやりした朝だったが、たくさんの人が来ていた。H山ではまだ桜が咲いている。お坊様のお経を聞いて、たくさんの人たちと動物たちの名前の後に、ぼくたちとうるの名も呼ばれた。卒塔婆のひとつに、うるの名が書かれている。やはりお坊様の読経は上手だ。かわいかった、ちょこんと部屋のすみに隠れて覗いていた、あのうるの顔を思い出す。これで、うるの納骨も無事終わり。Y子は涙を流していたが、ぼくは晴れ晴れした気持ちだ。まあ、これでひと段落。またお参りに来てやろう。


今日は特別な日。元気だったころの、うるの写真をアップします。ぼくの毛布がとてもお気に入りでした。ごろごろごろごろ言いながら、ずっともみもみしていました。


ところで、けんこう兄弟が来てからつくづく思うが、子猫の遊び方というのは半端なものではない。人間には、あそこまでワイルドに遊び相手になるのは無理だ。どうしても手加減してしまうし。その意味で、うるは少しかわいそうだった。しかし、うるの場合は、来てしばらくしてから、あまり派手に遊ばなくなってしまった。その段階で、というより、来たときから既に病気が進行していたのかもしれない。けんこう兄弟はこないだの20日で4ヵ月、うちに来てからの20日間でずいぶんと大きくなった。4ヵ月といえば、うるの病気が発覚したのも4ヵ月にならない頃だったが、哀しいかな、うるはここまで発育していなかったように思う。ぼくらは、うるのことを経験したおかげで眼が肥えたというか、猫を見て元気かどうか何となくわかるようになった。ペットショップに行くと、ああこのネコちゃんはだいぶ弱ってるなあ、とか。一般的に言ってペットショップの環境が良くないというのは、うるのときからわかっていたけど、現実にだっこさしてもらってかわいいと思うともうだめなんだよなあ。まあともかく、けんこう兄弟はいま、とてつもなく健康そのもののように思える。