ひさしぶりに

昨夜はY子と外食。
でもビールを飲むと、二人とも眠くなってしまってすぐに退散。


うるは、というかいろいろ調べているとラグドールという種類が一般にそのようなのだが、猫なんだけどどこか猫っぽくないところがあって、そこがたまらなくかわいい。しぐさとか体型とか。猫にしてはゆっくりだし、表情もわかりやすい。何かを見つけたときの「はっ」というような顔は、こういうとY子に怒られるのだけれど、猫というよりタヌキとかオコジョとかに近い雰囲気がある(かわいくいえばラスカル)。もともとラグドールという種類があることすら、ぼくもY子も知らなかったのだが、うるがきてぼくらはすっかりラグドールのファンになった。

最近、注文した本。

Ragdoll Cat (Pet Love)

Ragdoll Cat (Pet Love)

アメリカには何でもあるなあ。


昨夜、亡くなってからはじめて、うるの夢を見た。
残念ながらその内容は、じつはよく憶えていない。夜中Y子が少し起き出したときにぼくも眼がさめて、うるの夢を見たよ、と言ったことを憶えているので、夢を見たことは事実だ。なんとなく、うるをなでていた夢だったような気がする。
その後で、うるのお葬式の夢を見たのだが、これも起きるとすぐに忘れてしまった。
うるの死後に見た夢
 ――うるの前に、それもY子と結婚する前にぼくが一人で飼っていた猫(そのような事実ない)を、ぼくが猫のことをよく知らなかったばっかりにあちこち連れまわして死なせてしまった、そのことを思い出して強く後悔する夢。
 ――うるが病気になったのは家の環境が良くなくてストレスを与えたせいだ、と見知らぬ誰かに非難される夢。
不思議と、うる本人は出てこない。
Y子は、毎日、うるの夢を見ていて、昨夜もうるが部屋に入ってくる夢を見たという。


病院の先生方にいただいたお花は、まだ枯れずに残っている。10日も経つのにまだ大丈夫なのはけっこうすごいことだよ、とY子。そうなんだろうな。でも、少しずつ間引いているのでだんだん小さくなっていっているのがちょっと悲しい。いまその花はうるのいたタワーのてっぺんにおいてあって、顔を近づけると少しだけうるの匂いがする。よく見ると、うるの毛が少し残っている。もうすぐ、このタワーも解体しなければならないのだけれど。


カナヤン、あたたかいメールをありがとうございました。
ずっと延期のままになってた新年会を、ぜひやりましょう。


「悲しみというよりも何だか呆然として、力が入らなくて、心がずーんと思い感じがずーっと続く状態」はとりあえず脱して、「ふだんはふつうに元気だが、たまにふとしたきっかけで悲しみがどーっと押し寄せてくる状態」に移行したように思う。